当院での治療を紹介いたします。
40代 女性
主訴:左上の歯茎が腫れて噛むと痛い
治療年数:1,5ヶ月、その後2ヶ月
治療費:保険診療
治療内容:感染根管治療、グラスファイバーポストコア、CAD/CAM冠
治療リスク:二次的な虫歯、修復した歯の破損、変色
左上の歯茎が腫れて痛いとのことで受診されました。腫れたところからレントゲンに写る材料を挿入しレントゲンを撮影しました。二枚目のレントゲンの赤い部分がレントゲンに写る材料です。これにより原因の歯が特定できます。
本来なら被せ物を除去して根管治療を行うのですが、自費診療の被せ物であったことを考慮して、除去せずに感染根管治療を行いました。最終的な薬剤を充填したレントゲンです。
1年後被せ物が外れて(脱離)しまい当院を受診されました。被せ物をやり直す際に根の中を確認したところ、隠れていた小さい根管が見つかりました。
画像では重なっていて分かりませんが、最終的な薬剤を充填しました。
グラスファイバーの土台を立て、保険適応の白い被せ物(CAD/CAM冠)を被せました。
そこからさらに1年後のレントゲン写真が2枚目です。1枚目は2年程前の初診時です。赤線の部分が黒く膿んでいる部分です。根の周りの黒い影は綺麗に無くなりました。
これからも定期的に経過を追っていきたいと思います。